【和室】人気の畳リフォームの魅力をご紹介!
Posted on 2014年9月24日(水) 09:50
【畳の歴史】ここ最近は改めて畳が注目されている様な動きもありますが、そもそも畳とはいつの時代からあったのでしょうか。現在分かっている範囲では、日本で最も古い畳は奈良時代の畳で、西暦710年ごろと言われています。
「御床畳(ゴジョウノタタミ)」という木でできた台の上に置かれたもので、奈良東大寺の正倉院に保管されています。現在の畳とは違い、真薦(まこも)という素材を編んでゴザの様なものを5,6枚重ねて、畳床としい草の菰(こも)で覆って錦の緑がつけられていました。眠る時にこれを2台並べてベッドのようにして使用していたと記録されています。
部屋全体に畳が引かれるようになったのは、1390年ごろの室町時代と言われています。
また町人の家に畳が設置され始めたのは、1570年ごろの安土桃山時代と言われています。それでも畳は高価なもので、一部の裕福な家の身に備え付けられていました。 江戸時代には「御畳奉行」が作られて、将軍や大名にとって畳が重要であったことが分かります。
【フローリングの普及】
それから時が進み、大東亜戦争終了後、西欧文化が日本国内に一気に浸透し、フローリングの床が一気に増えていきました。 フローリングで生まれ育った方は、フローリングに慣れていますので自分の家を建てる時や、リフォームする時でもフローリングが多く設置されるようになっています。
【最新の畳事情】
最近では、冬場にフローリングだとお尻が冷たいとして、薄い畳をフローリングの上に引いたり、琉球畳のようなコンパクトでオシャレな畳を採用する事例も増えています。 また畳というとい草の緑を連想しますが、琉球畳では黒や赤、紫などファッションな畳も販売されています。 琉球畳は強度のある沖縄のい草で作られていることが特徴で、丈夫です。琉球畳は、機械織りでなくすべて手作業で作られます。そのため新しい琉球畳は、表面がザラザラしている特徴があります。 通常の畳に比べると2倍近くする琉球畳ですが、性能と個性は抜群です。 和室のお部屋にも違和感なく馴染みますので、リビングのリフォームの時に参考にしたいアイテムですね。
【和室のリフォームは弊社にお任せください!】
弊社では和室に関する様々なリフォームの施工及び和室リフォームのご相談に乗らせていただいております。
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