【健康】シックハウス症候群対策を意識した家造りを
Posted on 2014年6月12日(木) 09:52
【シックハウス症候群の歴史】1990年代ごろから始まった住宅の高気密高断熱化で、シックハウス症候群が発生しました。
従来の建築資材を使うと、気密性の高い家では建築資材や接着剤などから発散されるホルムアルデヒドなどの化学物質が室内に滞留し、人体に悪影響を及ぼすというものです。
【シックハウス症候群の症状】
人体に現れる症状としては、めまいや湿疹・のどや目の痛み・呼吸器疾患などがあります。一度発症すると治りにくい病気でもあり、また病気の原因が自宅という事も治療を困難にする原因となっています。
シックハウス症候群の原因物質としては「ホルムアルデヒド」が有名ですが、ベンゼンなどその他の揮発性物質も原因物質として考えられています。
発生媒体も耐用にわたり、壁紙や床材以外にも家具や白アリ用防蟻材などもシックハウスの原因となることがあります。
【シックハウス症候群と建築基準法の関係】
以前まではこうしたシックハウスも新築だけで注意されてきましたが、リフォームでもその流れは受け継いでいます。1993年にシックハウス対策の建築基準法が定められて以降は、業界内でもリスクの高い建築資材はあまり流通しなくなりました。
しかし、例外もあります。それは建築基準法で定められている品目以外の建築資材です。
詳しく知らない方は、建築資材すべてにホルムアルデヒドの規制が設けられていると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、既製品は主要資材で、無垢の床材や石材関係、タイルやガラスなどにはその規制は設けられていません。
規制を設けない理由は、ホルムの発散が極めて少ないため、と理由づけされていますが、実際には無垢材にも防腐加工が施されているものもありますし、畳にも農薬や防腐剤を使用しているものもあります。
このため法律的には健康住宅であっても、実際にはそうなっていない住宅も多数存在しています。
特にリフォームにおいては、新築と違って昔の換気機能のままお部屋を使用されるケースが多いです。24時間換気扇などが付いていないとシックハウスのリスクも高まりますので、対策が必要と考えられます。
【シックハウス症候群対策を意識したリフォームも弊社にご相談下さい!】
弊社ではこれらシックハウス症候群対策を意識したリフォームにも対応させていただいております。 お客様のご要望やご予算に合わせたリフォームプランを無料にてご提案させていただいておりますので、リフォームをお考えの方は是非一度弊社までご相談下さい。
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