Posted on 2014年2月20日(木) 09:18
住宅ローンで人気のある「フラット35」が数年前から、リフォームパックも販売しています。
【フラット35の特徴】
フラット35は、将来の金利上昇リスクに備えた消費者目線の安心ローンです。
変動金利型に比べると多少金利は高く設定されていますが、それでも将来の不安を軽減することができます。
若年層の住宅購買意欲をサポートしてきた、素晴らしいシステムです。
そのローンが、リフォームでも利用できるようになっています。
ここ数年、国内の中古住宅取引を活性化させようという動きは強く、ローン以外にも住宅性能表記、税制優遇などの流通整備が行われています。
その結果、今までは新築の購買層だった30代、40代の人たちが中古住宅を購入して住むようになりました。
そのほとんどが中古住宅の購入に合わせて、リフォームを行っています。
フラット35リフォームパックでは、中古住宅の購入資金とリフォーム資金の両方を融資してくれるシステムになっています。
【フラット35の詳細】
借入金額は、100万円から8,000万円以下となっており、たいていのリフォームで収まる規模になっています。
返済期間は、15年以上35年未満で、60歳以上の場合は返済期間に制限が設けられるケースもあるようです。
金利が変わらない分安心ですが、手続きには多少時間がかかります。
融資額に応じて担保が必要になることや団体信用生命保険などに加入する必要があります。
テレビや服をローンで購入するのとは、様子が違ってきますね。
銀行や農協などでもリフォームローンを取り扱っているのに、あえてフラット35を選ぶ理由は「皆さん安心」の為のようです。
フラット35リフォームパックの利用は、条件や責任等がありますのでよく確認する必要があります。
中にはローンを組まずにリフォームが実施できれば、と思っている方も多いと思います。
しかし、実情は難しく、質素な仕様にしてローンを組まずにリフォームするよりは、多少手数料がかかってもローンを組んで、しっかりとリフォームする方が安心と言えそうです。
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・リフォームの税金対策と補助金
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Posted on 2013年10月11日(金) 10:19
リフォーム産業の拡大に伴い、リフォームローンの内容も多様化しています。
従来の金融機関系からノンバンク系、最近では住宅設備メーカーもノンバンク系と連携して融資の窓口となっています。
またお住まいの市町村によっては、リフォーム内容によって低金利で融資を行ってくれる行政もあります。特に多いケースが、地方の市町村で浄化槽の設置や水洗トイレへの更新工事費用などを低金利で融資しています。台風や地震などで被災した住宅のリフォーム費用も行政が窓口となって、低利での融資を実行してくれます。ご自宅が該当するかどうかなど、一度役所のホームページで確認することをお勧めします。
リフォームのローンを利用する場合は、融資を受ける金額によって利用できる金融機関や手続きの方法が変わってきます。増築や全面改装などの大掛かりなリフォームを考えている場合は、銀行などからの融資になるケースがほとんどです。場合によっては、土地や建物を担保にしてお金を借りるケースもあります。 この場合は、手続きに時間がかかったりしますので、検討の際はなるべく早めに銀行に相談する方が好ましいと考えられます。
リフォームの規模が小さく、費用も100万円程度の場合であれば、オリコなどノンバンク系を利用すると手続きが簡単で早く融資を受けられて、リフォームも効率よく行うことができます。住宅ローンを抱えている場合でも比較的審査が通りやすく、利用者としては安心できます。
注意することとしては、同じ100万円のリフォームでもローンを利用した場合は、120万円など総支払額が割高になることです何もリフォームローンに限った話ではありませんが、ローンを利用する場合は分割手数料と金利が発生します。金利も3%や4%といっても借入額が大きいために、支払い額は大きくなります。
100万円を10年間年率3.25%で返済した場合、総支払額は120万円相当になります。(分割手数料込み)
手持ち資金でできる範囲でリフォームするのか、ローンを組んでしっかりリフォームするのか良く考えた方が良さそうです。
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Posted on 2013年10月3日(木) 11:22
リフォームローンを利用する際に悩むのが、どこの会社からお金を借りるかです。会社によって金利が違ったり、手数料が違ってきます。例えば安い金利3%で100万円借り、10年間での返済予定とします。月々の支払いは9,600円程度になりますが、総支払額は116万円程度になります。
次に金利が1%上がり4%になったとします。そうすると月々の支払いは、1万円程度とあまり変わりありませんが、総支払額は121万円になります。1%の金利差で、総支払額は変わってきますし、リフォームローンでなく使用用途自由のお金を借りた場合は、金利が10%など高くつきます。その場合は、上記の条件でお金を借りたとしても月々の支払いが約1万5千円、総支払額は約160万円になります。
このようにお金のことは置いておいて、リフォーム先行で取りかかると後で後悔するようになります。冷静になって手持ち資金と、必要なリフォーム、借入した場合の毎月の返済額などを考慮する必要があります。インターネット上でもリフォームローンの支払いシミュレーションはできますので、いろいろな条件で試算してみると無理のない返済方法やリフォーム予算が具体的に浮かび上がってきます。
中古住宅の購入に合わせてリフォームを行う場合は、低金利でローンを組むこともできるようです。新生銀行などでは、住宅ローンと同じ金利で貸し出しており、変動金利では1%を切っています。他の金融機関に比べて断トツで安い金利設定です。但し、事務手数料などは別途必要になりますし、お店に行く必要もあるようです。他には、イオン銀行や東京スター銀行なども3%を切る金利で貸し出しているので、お得です。
比較的小規模なリフォームや無担保でのローンを組みたい場合などは、住宅設備メーカーが取り扱っているローンもお得です。金利4%以下で手続きできて、ノンバンク系と提携して運用しているので審査の手続きも早くて簡単です。
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