ツーバイフォーの増築工事
Posted on 2013年10月7日(月) 11:25
木造住宅の中には、木造在来軸組工法ではなく「ツーバイフォー」という工法で作られているお家も増えてきています。在来工法が一本一本の柱で家を支えるのに対して、ツーバイフォーは面(壁)で家を支えます。そのため頑丈で、機密性も高く日本でも普及が広がっています。
リフォームや増築をする時も、ツーバイフォーのことを熟知している職人さんにお願いする方が安全といえます。家全体のバランスのとり方が、在来工法とは異なるので素人に工事をさせると、大変なことになりかねません。
一応、増築部分もツーバイフォー工法で行う場合は、比較的簡単に工事ができます。増築部の基礎を作成し、壁の枠組みを作り、屋根や雨どいを収めて、内装を作れば完了になります。それでも増築にはたくさんの材料が必要になり、費用としては300万円から1000万円程度かかるようです。
中には、既存の家はツーバイフォーなのに、増築部は在来工法で増築するケースもあるようです。この場合は、家の耐震性などが損なわれないか入念に打ち合わせをしておく必要があります。費用は、ツーバイフォー工法に比べると割安になる傾向のようです。
リフォームを相談する場合に、建てた工務店やハウスメーカーにお願いすると安心かもしれませんが、コストが高くなりがちです
ツーバイフォーの増築工事は、増築工事全体の中から見ればまだ数は少なく、情報も少ないのが現実です。
増築を検討する際は、施工性や仕上がりなど業者さんと柔軟に対応する必要がありそうです。無理に難しい工事をお願いすると、費用が跳ね上がったり、不具合の原因になりかねませんから。
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