RC造の建物のメリットとデメリットをご紹介させていただきます
Posted on 2014年3月4日(火) 09:54
RC造のリフォームは、すこし上級者向けかもしれません。よくテレビで見るリフォーム番組は、木造住宅でRCをテレビで放映することはあまりありません。
そのためにリフォーム事例を見る機会がすくなく、参考になる情報も少ないのが現状といえそうです。
リフォームの初心者にとっては成功事例が少ないというのは、理想が描きにくく、木造住宅のリフォームがどこまで通用するのかという点も考慮しなければなりません。
RCリフォームで悩む点の一つに、採光性と結露があります。
【採光性の問題】
RCは壁も構造体の一つで穴を開けたりすることができません。
そのためにお部屋が暗くても電気などの照明で光を補う必要があります。
少しでも壁に穴がある場合は、ガラスブロックなどを利用して、外部の明りとりに努める必要があります。
【結露の問題】
結露の問題は、RC住宅にとって難しい問題です。
特に階段などは結露が発生しやすく、壁自体が濡れてきます。
建物への影響だけでなく、カビなどの汚れの原因にもなりますのでできるだけ結露を発生させない努力が必要です。
すこしコストはかかりますが、調湿効果のある塗料やエコカラットなどの調湿機能がある材料を用いて対策することが考えられます。
エコカラット等は、タイルなので質感もありRCにはピッタリの材料かもしれません。
他にも各お部屋で結露対策は、念頭においておいた方が良さそうです。
壁の断熱性では、木造住宅のように断熱材を入れるわけにはいきませんので、違う方法を考える必要があります。
よく行われる工事としては、遮熱塗料を外壁に塗る工事です。
夏場の建物温度上昇を抑制できて、エアコンの負荷を低減できます。
【RC造の特徴】
RC造の特徴として、屋上スペースがあります。
頑丈な造りから、屋上のスペースも有効に活用できるのがRCの特徴でもあります。
建物によってはベランダがなかったりしますので、洗濯物を屋上に干さなければならないお家もあると思います。
そうした場合は、雨の日でも安心して利用できるようにフードか何か、設備を考える必要がありますね。
RC造だからといってリフォームが無理というわけではありませんので、リフォームをお考えの方は是非一度当社までご相談下さい。
お客様のご要望に合わせたリフォームプランを無料にてご提案させていただければと思います。
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日の当たりって重要ですよね。
うちも3階より下は日当たり悪くて家賃安いみたいですし。