二世代住宅への増築について
Posted on 2013年9月27日(金) 16:32
親の高齢化などで2世帯住宅を検討しているお家も多いと思います。
一戸建てに手を加えて2世帯仕様に増築する場合や新しく2世帯住宅を建てようと検討されている方もいると思います。また2世帯住宅とは違いますが、離れを建てて親の面倒を見ようと思っている人もいるかもしれません。
今回は、一戸建てに手を加えるパターンを少しご紹介します。2世帯住宅といってもパターンは、様々です。まず玄関を1つにするか、2つにするかでも間取りが変わってきます。またお風呂やキッチンなども共有にするのか、別々にするのかによって建物の構成が大きく変わってきます。共に暮らす世帯との生活習慣をよく確認し、どこまでを共有として使うのかを明確にしておく必要があります。一昔前は、玄関水回りワンセットで3世帯が暮らすことは珍しくありませんでしたが、最近では少なくなってきています。
また子供等はプライバシーを主張する傾向も強くなってきているので、昔のようにはいかないのが現実といえそうです。玄関や水回りの設備は1つにまとめるとコストや手間が少なくなりますが、どうしても使い勝手の面から、せめて2階にトイレと洗面を設けるケースも多いです。建物のスペースに余裕があれば、2階にシャワールームやお風呂も設けるとより生活しやすくなります。但し、注意しないといけないことに、1階への騒音の配慮が必要です。水が流れる音や排水管の音などを考慮して、2階の水回りの場所を決める必要があります。
2階に部屋が足りなくて、部屋を増築するケースもあると思います。1階に増築するのか2階に増築するのかによって、費用や建物の外観も変わってきます。建ぺい率などの法的な縛りも関係してきますので、一度リフォーム店さんに相談してみて検討してみると良さそうです。
2世帯住宅への増築費用は工事内容によってピンキリで、300万円~1500万円程度とみておけばまずまずの物が出来上がると思います。あくまでも既存の建物の耐震強度や最低限の建坪も必要になってきますので、まずは相談してみることから始めてみるのもいいかもしれませんね。
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