コンクリート打ち放しでもメンテナンスは必要です
Posted on 2014年3月28日(金) 09:07
木造住宅に比べると、頑丈な作りの鉄筋コンクリート造りも定期的なリフォームが勧められています。鉄筋コンクリート造りでよく見られる光景に「打ち放し」があります。(打放コンクリート)
外壁、内壁共に打ちっぱなしの建物を見かけます。
コンクリート特有の重厚感があり、木造住宅とは違った雰囲気があります。
長年生活を続けていくと外壁に水あかや黒ずみがよく発生してきます。
建物の景観を損ねるだけでなく、住んでいる人の気持ちまで暗くなってくるので汚れが目立ち始めたらきれいにされることが勧められます。
木造住宅の場合は、外壁の塗り替えやクリーニングで外壁をきれいにすることはできます。
コンクリートの外壁の場合は、一般的に「若返り工法」にて外壁をきれいにします。
【若返り工法とは】
字のごとく建物を若返らせる方法ですが、コンクリート素地仕上げの工法にもなります。
この工程では、建物の景観を蘇らせるだけでなく、躯体劣化の原因となる汚染物の付着やカビの発生を抑える効果もあり、結果的にひび割れや中性化を防ぐことができます。
若返り工法の工程は、業者さんによっても多少の差はありますが、基本的な流れは「高圧洗浄」「劣化部の処理」「表面仕上げ」「表面塗装」という工程になります。
【コンクリートのメンテナンス費用目安】
価格は、仕上げ材によっても変わってきますが1m2あたり7,000円から9,000円程度が相場となっています。
その他に足場が必要になってくるケースも多いので、費用にはすこし余裕を持っていた方が安心できます。
建物全体を若返らすと結構な出費になります。
コンクリートの打ち放しは、特有の景観があり憧れを持つ方もいらっしゃると思います。
敷地の塀などにブロックを利用している場合は、その壁を「打放風コンクリート」にリフォームすることができます。
ブロックも年数と共に表面が黒ずんできます。それを補修して、上からコンクリート風に仕上げていきます。
一見すると、コンクリートの打ち放しのように見えます。
これは室内の壁にも応用できて、様々なシーンで活用されています。
ご自宅のコンクリートのメンテナンスをお考えの方は是非一度弊社までご相談下さい。
お客様のニーズに合わせたリフォームプランを無料にてご提案させていただきます。
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コンクリートでもメンテナンスしないといけないんですね。メンテナンスフリーな壁ってないものですかね。