環境に配慮した家造が求められています
Posted on 2013年12月24日(火) 09:59
地球温暖化や環境保全が社会問題となり始めたころから、住宅から出るCO2も注目され始めました。その結果、高気密・高断熱住宅にすれば冷暖房費が抑えられて、一般住宅からでるCO2の量を減らせると考えられるようになり、一気に高断熱・高気密住宅が主流になり、新築・リフォームでも当たり前のように採用されていきました。
その結果、ハウスメーカーでは、高断熱・高気密が当たり前となり、多くの人がそのような家で生活するようになりました。
確かに、夏場はエアコンの利きがよく、冬場も暖房の利きがよいという利点はあります。
しかし、これはあくまで窓を閉め切った状態での環境になります。
地域や建物の環境によっては、夏場でも窓を開けるだけでも涼しいお家もあると思います。
そのような場合は、一概に高断熱・高気密住宅がよい、とはなりません。
また普及当初は、高気密性が影響して、シックハウス症候群が社会問題となりました。
【シックハウス症候群とは】
建築資材に含まれるホルムアルデヒド(化学物質)が、室内に漂い人体に悪影響を及ぼした例です。
目や鼻に傷みを覚えたり、体の疲れを感じやすかったりするものです。
その対策として24時間換気扇の設置が義務付けられました。
また建築資材には、ホルムアルデヒドの発散量を示すF☆☆☆☆などの表記がされるようになりました。
これらの対策が講じて、現在では高断熱・高気密住宅でもシックハウス症候群が発生するというケースは、極めて少なくなってきました。
【リフォームで省エネ住宅へ変更することもできます】
高断熱・高気密住宅の省エネ性は高く、リフォームの際はぜひとも検討したい仕様になります。
床や壁、天井の断熱化を行うだけでもずいぶんと過ごしやすさは変わってきます。
高断熱住宅の感覚としては、洞窟の中のような感じです。
夏は涼しく、冬は暖かいようなイメージです。
壁や天井裏などに断熱材を補てんすることが望ましいのでしょうが、最近は壁や床に重ね貼りする断熱材も販売されています。
まずはリビングなど使用用途の多いお部屋から断熱化してみるのもいいかもしれませんね。
断熱化や省エネ住宅に興味をお持ちの方は是非一度当社までご相談いただければと思います。
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やっぱりエコなリフォームが最強なのかな?
私の家も色々検討しよっと。