住宅の地震に対する構造の種類は、大きく3つに分けることができます
Posted on 2014年1月9日(木) 09:15
住宅の地震に対する構造の種類は、大きく3つに分けることができます。「耐震構造」「制振構造」「免震構造」です。
中でも施工面と費用面で一番多く採用されている物は「耐震構造」になります。
【耐震構造の特徴】
震度7などの大地震にも耐えられるように、構造の強度が高い住宅の事を言います。
具体的には耐震壁などをバランス良く配置して、平面・立面形状に特定の弱い層を持たせない構造です。
耐震構造の基準となる指針は1981年に制定されて、住宅の耐震性を判断する上では1981年以前か以後かである程度建物の耐震性は判断できます。
今お住まいの家も築年数が分かると、ある程度の耐震性を把握することができます。
耐震性に心配な方は一応年の為、耐震診断を受けると安心できそうです。
診断時に発行される耐震基準適合証明書は、地震保険の割引にも使えるたりします。
また場合によっては、耐震性が基準を満たしていないケースもあると思います。
そのような場合で耐震リフォームを行う際は、「耐震等級」というものを意識してみると面白いかもしれません。
【耐震等級とは】
耐震等級は、3つの段階に分かれていて等級1~3まであります。
等級1は、建築基準法レベルの建物の強さで、等級2は建築基準法の1.25倍の強さ、等級3は建築基準法の1.5倍の強さを要すると定められています。
この等級によって建物の強さを測ることができますし、地震保険の料金も等級によって割引率が変わってきます。
当然等級3の割引率が大きく、地震がお得になります。
ちなみに大手ハウスメーカーの耐震等級は3の物が多いですが、間取りによっては等級2や1になってくるようです。
窓の開口部やリビングの吹き抜けなどによって、耐震性は変わってきます。
そうした意味で考えると、開口部を極力減らせば大手ハウスメーカーでなくても耐震等級3のお家を建てることは十分可能です。
既存の家でも、窓やドアを少し減らして、壁を設けることによってグッと耐震性は向上します。
耐震構造は、耐震壁や間取り、開口部などに大きく影響されますので、上手にアレンジすれば強いお家を作ることもできますね。
耐震性に不安な方や、ご自宅を地震に強い家に変えたいという方は是非一度当社までご相談下さい。
耐震リフォーム担当のスタッフがお客様のご自宅にお伺いさせていただき、耐震性を上げるリフォームプランを無料でご提案させていただきます。
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地震は怖いけど対策打つお金がないなぁ。
どうにかしないと。