アトピー性皮膚炎と住宅リフォームの関係をご説明させていただきます
Posted on 2014年3月6日(木) 09:55
現在の日本社会では程度に差はあるものの、お子さんの3人に1人がアトピーと言われています。厚生労働省の発表では、38万4千人といわれたりもしていますが、実際の正確な数字を把握することは困難と言われています。
皮膚にはっきりとしたアトピーの症状がある物から、乾燥肌のような物までアトピーの範囲は広く定義しがたい点も統計を取りにくいことに繋がっています。
【アトピーと住宅の関係】
アトピー発症の明確な原因や解決策は未だにはっきりとつかめていませんが、住宅環境も大きく影響することは各業界から言われています。
住環境というとホルムアルデヒドなどが一番に頭に浮かびますが、こちらは主にシックハウス症候群などに呼吸器系に影響してきます。
もちろんアトピーに全く影響しないわけではありませんが、それよりも皮膚に触れる物にまずは気を使う必要があります。
床や家具、水にタオル、石鹸などです。
床については絨毯などの起毛物より、フローリングの方がほこりが少なく、清掃性も高いことから好ましいと考えられます。
家具についてはソファーやベッド、カーテンなどなるべくほこりが発生しにくいものを選ぶ方が好ましいと言われています。
またカーテンについては、気軽に洗濯できるものの方が向いているかもしれません。
カーテン自体の素材や取りつけ方などに気を付けます。
【水にも注意が必要です】
水については「飲む水」と「触れる水」に分けて考えることができます。
「飲む水」は、アルカリイオン水の方がたいていの人間にはいいと言われています。
しかし、万人に効果があるわけではないので、可能であればレンタルなどで一時的に試して、それからキッチンリフォームと一緒に採用する方法もあります。
「触れる水」は、お風呂や洗面、台所の洗い水が挙げられます。
この部分は「軟水」の方が好ましく、しかも水の硬度をほとんど取り除いた「軟水」がいいと言われています。
大和ハウスの一部の新築でも軟水器が採用されているようです。
石鹸やタオルについては、自然派志向の物がいいと一般的には言われていますね。
リフォームをお考えの方で家族のアトピーなどのアレルギーに関するお悩みをお持ちの方は、是非弊社にご相談下さい。
弊社では自然素材を使ったリフォームなどのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。
千葉リフォーム情報ブログ関連記事:
・タイルカーペットのDIYについて
・木材にもこだわってシックハウス症候群の予防することができます!
アトピーって辛いですよね。
家に原因があるのかな?