【窓】網入りガラスの性能とは
Posted on 2014年10月12日(日) 09:37
【網入りガラスの性能】新築やリフォームの住宅設計において、防火面でガラスを網入りにしないといけないケースもあります。
防火ガラスは、網が入っているだけでなくガラス自体の構造も違う事はご存知でしょうか。 一般のフロートガラスは、不燃材料からできていますが、火災の熱で割れて、抜け落ちてしまいます。一方、防火ガラスは一定時間、炎が侵入・浸出しにくい構造のガラスです。防火ガラスには、フロートガラスの中に金網を入れた「網入りガラス」と火災の熱に強い「網なし耐熱強化ガラス」の2種類があることになります。 少し前までは防火ガラスというと網入りガラスしかありませんでしたが、最近は網なしの耐熱強化ガラスに人気が集まってきています。 やはり窓ガラスの中に網があるのと無いのでは、室内からの景色が異なり平常時の窓の役目が大きく違ってきます。網のない防火ガラスは、透明タイプ、不透明タイプ、熱反射タイプ、熱線吸収タイプなどがあります。 特殊なエッジ加工と特殊な強化処理によって強い強度があるために、割れにくく、破損した場合も小さな破片となり人を傷つけにくいため、万が一の火災の時で非難しやすくあります。
【紫外線カットなどのオプション追加も可能】
この種の防火ガラスは、複層ガラスとも組み合わせることができ、また紫外線カットや遮熱効果などガラスにいろいろなオプション機能を持たせることもできます。
見た目や機能以外にも、厚さや重さも違ってきます。 網入りガラスの方は、中に網を入れるため6.8mmほどの厚みが出てきますが、網なしの防火ガラス(マイボーカなど)は5mmで同等の機能を発揮できるようになっています。 厚みが違うという事は、窓ガラスの体積も異なり、重量も網入りが31.4kgに対して網なしは23.1kgで済み、8kgほど網なしの方が軽いという特徴があります。 これだけ高性能な網なしの防火ガラスも1m2あたりで網入りと比べると、3,000円ほどしか違ってきません。 窓ガラスは、そうそう交換するものでもないので、リフォームで窓やガラスを交換する時はワングレード上の網なし防火ガラスの採用を検討したいですね。
【窓のリフォームは弊社にお任せください!】
弊社では様々な窓のリフォームのご相談にも乗らせていただいております。 お客様のご要望やご予算に応じたリフォームプランを無料にてご提案させていただきますので、リフォームをお考えの方はお気軽にご相談下さい。
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