断熱材の種類と特徴をご説明させていただきます
Posted on 2014年1月29日(水) 09:48
住宅の断熱化を考えた時に、単純に断熱材を壁や床に入れればいいと思っている方も多いと思います。実際に行う作業としては、その通りですが、断熱材も種類がたくさんあり、それぞれに特徴を備えています。
何も知らないままに工事を終えてしまうのではなく、一応、参考程度に断熱材の種類も把握しておくと後で後悔しなくて済みます。
リフォームの完成後には見えない部分になりますが、気持ちの部分としては大きなポイントになってきます。
【定番のグラスウールの特徴】
まず一番ポピュラーな断熱材としてグラスウールがあります。
グラスウールは繊維系の断熱材になり、壁や天井などに施工されています。
原材料はリサイクルガラスが使用されていて、安価で生産が安定的に行われている断熱材になります。
断熱性能が高いだけでなく、防音性や耐火性もあり、住宅建材としてはなかなかの優れモノです。
グラスウールも製品によって、綿の密度や厚みが違い、断熱性が変わってきます。
お住まいの地域によって、高性能なグラスウールが必要か、ベーシックなタイプでいいのかなどを判断するといいでしょう。
【グラスウール以外の断熱材の特徴】
その他の繊維系の断熱材としては、ロックウールやセルロースファイバーがあります。
ロックウールは、玄武岩などの鉱物を加工して作った「人造鉱物繊維」になります。
グラスウール同様に耐火性や防音性もありますが、コストが若干割高になっています。
セルロースファイバーは、古紙などから作られた断熱材になります。
紙でできていると火事の時が心配になりますが、防燃処理が施されています。
古紙をリサイクルして、住宅建材に使うという点はエコですが、どうしてもコストがかかり、同じ断熱性能のグラスウールと比較して1.5から2倍程度の費用がかかります。
他にも羊毛やポリエステル系等ありますが、どれもグラスウールに比べて費用がかかるために施工事例は少ないのが現状となっています。
繊維系以外の代表的な断熱材に「発砲プラスチック系断熱材」があります。
代表的なものに「押出法ポリスチレンフォーム」「硬質ウレタンフォーム」などがあります。
断熱材一つをとっても様々な特徴がありますので、お客様のニーズに合わせた断熱材のチョイスが必要になります。
今のお住まいが寒く感じていたり、防音性を高めたいとお考えの方は是非一度当社までご相談いただければと思います。
当社の内装工事の担当者がお客様のご自宅に訪問させていただき、断熱材のご説明から、お客様に合ったリフォームプランを無料でご提案させていただきます。
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グラスウールって防音にもなるし断熱にもなるってすごいですね。部屋の壁にグラスウール入れたくなりました。