太陽光発電の売電の仕組みと単価
Posted on 2014年1月27日(月) 09:50
太陽光発電を設置する大きなメリットとして「余剰電力の売却」があります。自宅の太陽光で発電し、自宅の消費量より発電の方が大きくなった時に、余った電力を電力会社に売ることができるシステムです。
太陽光発電買取制度ともいい、住宅用太陽光システムの普及を後押ししています。
【電力の買い取り単価】
余剰電力の販売価格は、各電力会社で定められており東京電力の場合は、2013年時点で1kwhあたり38円で買い取ってくれます。
ちなみに私たちが電力会社から購入する電気代は、契約内容によっても多少異なりますが平均で1kwhあたり25円程度です。
つまり太陽光発電で発電した電気の方が、買うより高く売ることができます。
電気は私たちの生活には欠かせない要素になりますので、少しでも安く使える方がいいですし、特別労働をしなくても電気を販売できるというのは有難いシステムです。
余剰電力の販売にあたっては、各電力会社と契約を行います。
以前は、1kwhあたり48円の買い取りでしたが、2011年に42円になり、2013年には38円になっています。
電力会社の業績不振が響いて、買い取り価格が圧縮されている傾向にあります。
この流れは今後も続くことが予想されていますので、太陽光発電の導入を考えている方は早めに設置した方がお得かもしれませんね。
尚、買い取り期限は10年間と定められていますが、10年を過ぎても買い取りは行ってくれるようです。
【家庭用と産業用の違い】
10kw以上の産業用の太陽光発電システムも普及が広がっています。
家庭用に比べると買取期間が長く、20年間に設定されています。
そのため長期にわたって収益性を算出できて、投資対象としても注目を集めています。
少し前までは、3kwh程度の太陽光発電を導入するにも200万円ほど費用がかかっていましたが、最近は100万円程度でも導入できるほどになっています。
そのために収益の参考となる利回りも10%近くになり、事業としても成り立つようになってきています。
休耕地や空き地、屋根など様々な場所を有効に利用して、太陽光発電が行われてきています。
もし、屋根のリフォームをお考えの方は、リフォームと一緒に太陽光発電パネルの取付を検討してみてはいかがでしょうか?
リフォームと一緒に行うことによって設置にかかるコストを抑えることができますので、ご興味のある方は是非一度当社までご相談下さい。
千葉リフォーム情報ブログ関連記事:
・家庭用の太陽光発電システムが注目される理由
・アクティブソーラーとはどういうものなのか
太陽光発電パネルってもう少し安くならないんですかね?
高すぎる気がしますが。