柱に使われる集成材は高性能で魅力的な材料です
Posted on 2014年1月7日(火) 09:14
お家の大々的なリフォームを行う際には、柱を新しく設置したりします。その柱に用いる材料としては、集成材が一般的です。
【集成材とは】
集成材というと、安そうで、イメージとしてはあまり良くないかもしれません。
それは集成材の性能をご存じでないから、と考えられます。
集成材に対して、無垢材があります。
杉やヒノキなどが有名な無垢材になります。
これらの材料の多くは良質で、古くから日本建築を支えてきました。
しかし、高度経済成長時代に入ってくると多くの人がマイホームを求めるようになってきました。
それらのニーズに無垢材で答えることは難しく、合理的な判断の結果、集成材が登場したと考えられます。
集成材は、無垢材の欠点をいくつか克服しています。
無垢材の多くは、住宅に用いた後も乾燥を続けて収縮します。
“ばきっ”と突如として家の柱や梁が鳴ります。
構造上は問題ありませんが、時として建てつけに影響してきます。
具体的な症状として、戸が開きにくくなったりします。
また無垢材は、高価な材料になります。
その点集成材はお求めしやすく、多くの家に利用されています。
【集成材の強度はどれくらいあるのか】
集成材と聞いて不安に思うことに「強度」があると思います。
実際には集成材は構造資材としての強度を十分に有しており、単位重量当たりの強度ではスギや鉄に比べて4倍、コンクリートでは5倍の差があるようです。
また鉄などに比べて集成材は軽量で、構造自体を軽くすることができて、建造物のコストダウンにつながります。(日本集成材工業協同組合より)
耐久性も優れており、昔に比べて集成材に使う接着剤も進歩しており、状況によっては半永久的に使用できるようです。
ホルムアルデヒドの影響を懸念される方もいらっしゃると思います。
F☆☆☆☆となる低いホルムアルデヒド放出基準を満たしている集成材もあり、安心して使用することができます。
このように集成材もハイテクになっており、安心してリフォームや新築の現場で使用できます。
イメージだけで判断せずに、安心して“集成材”を使用してください。
当社でのリフォームの際、もし何か不安なことや気になることがあればいつでもご質問いただかれば、お客様が安心できるリフォームであることをご説明させていただきます。
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柱の材質なんて考えたことなかったです。
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