地震に強い家とはどういう家なのか
Posted on 2013年11月20日(水) 09:45
最近の新築現場では当たり前のように見かけるアンカーボルト。 アンカーボルトとは、基礎から15cm程度でている直径12mm程度の金属ねじのことです。 建物の基礎と建物本体を固定する重要な役割を担っています。 地震や台風があった時も、建物が倒壊しないようにしっかりと支えてくれます。 当然自分の家にもアンカーボルトはついていると思われがちですが、実はアンカーボルトの設置が義務付けられたのは比較的最近になります。
阪神淡路大震災以後の平成12年の建築基準法改正により、アンカーボルトの設置は必須となりました。 平成12年以前の建物については、アンカーボルトが設置されている住宅もあれば設置されていない住宅もあります。 アンカーボルトの有無によって、建物の耐震性は大きく異なります。
特に2階建てなどになるとアンカーボルトの有無で耐震性は大きく異なってきます。 家族の安全の為にも家の耐震性がどれぐらいの物か、事前に把握しておきたいですね。 行政によっては格安で耐震診断を行ってくれる自治体もあります。 また耐震リフォームは、各自治体からの助成金や減税対象にもなっていますので、お得にリフォームを行うことができます。
現在アンカーボルトがなかったり、不足している場合でも適切な耐震化によって、家の崩壊は事前に防ぐことができます。 また耐震化にかかる費用も様々で50万円程度から300万円程度などいろいろです。 家の耐震化というと莫大なお金と労力が必要と思われがちですが、実施する工事内容によっていろいろです。 現在の建物の状態との関係もありますので、まずは現状を把握することから始めてみてはいかがでしょうか。
訪問販売の無料で耐震化を行ってくれる場合は注意が必要です。 中にはリフォームに対する誠意はなく、悪徳なケースもあります。 被害にあわないためにも、日頃から家に関心をもって生活してみてはいかがでしょうか。
耐震化の相談は、行政でも窓口を開いているケースもありますし、当社でも家づくりのプロがきっちりと耐震診断をした上で、どういった工事が必要なのかのアドバイスや、耐震工事に関するご相談をお受けすることができますので、お気軽にご相談下さい。
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最近また大きな地震が有るっていわれてますもんね。
ちゃんと対策しなきゃな。我が家も。