耐震補強はとても大切です!
Posted on 2013年10月15日(火) 13:08
建物は地震に揺れを強く受けると、住めなくなるほどのダメージを受けることがあります。しかし、同じ建物でも被害が小さいものや、倒壊してしまうような被害を受けるものまであります。この違いは、建物の耐震性によりもので、その違いは建物の強さが決めておるといってもよいでしょう。
建物の耐震性は、構造や規模によって違うのではないかと思っている人が多いようですが、実は建物の耐震性は、構造によって異なるというよりも築年数や建物の形状によって異なるといってもよいでしょう。
現在の建物は、1981年以降に建設された建物に耐震性があるとしています。1981年に建築基準法が改正されて、現在の耐震基準ができたのですが、この耐震基準よりも前に建てられた建物では、大規模な地震に対して十分な強度がないとしています。
そこで、この基準に満たしていない建物については、耐震補強が必要とされるようになっているのです。
特に耐震化が必要とされている建物は、木造住宅のうち、在来工法で作られた建物で、柱と梁の骨組みで構成された建物です。具体的には、この設計基準以前の建物では、柱と梁、土台をつなぎ方や壁の量や補強が少ないことから、耐震不足としているので、これらの部分を補強することが必要とされているのです。そして、耐震性を満たしていない建物は、鉄筋コンクリートの建物や鉄骨造のマンションなどでも対象となっていますので、これらの建物についても補強を行なう必要があるとしています。
また、これらの耐震補強では、建物の診断調査や改修設計、改修工事を行なう必要がありますので、それぞれにおいて専門家による調査診断、設計を行なってもらう必要があるとされています。
在来工法の木造住宅を耐震補強にかかわる建築士や専門家は多くいますので、活用することがよいでしょう。
さらに、マンションなどの耐震化においては、より専門的な技術が必要となりますので、専門業者に依頼することがよいとされています。
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