今のリフォームローンの選び方
Posted on 2013年10月11日(金) 10:19
リフォーム産業の拡大に伴い、リフォームローンの内容も多様化しています。
従来の金融機関系からノンバンク系、最近では住宅設備メーカーもノンバンク系と連携して融資の窓口となっています。
またお住まいの市町村によっては、リフォーム内容によって低金利で融資を行ってくれる行政もあります。特に多いケースが、地方の市町村で浄化槽の設置や水洗トイレへの更新工事費用などを低金利で融資しています。台風や地震などで被災した住宅のリフォーム費用も行政が窓口となって、低利での融資を実行してくれます。ご自宅が該当するかどうかなど、一度役所のホームページで確認することをお勧めします。
リフォームのローンを利用する場合は、融資を受ける金額によって利用できる金融機関や手続きの方法が変わってきます。増築や全面改装などの大掛かりなリフォームを考えている場合は、銀行などからの融資になるケースがほとんどです。場合によっては、土地や建物を担保にしてお金を借りるケースもあります。 この場合は、手続きに時間がかかったりしますので、検討の際はなるべく早めに銀行に相談する方が好ましいと考えられます。
リフォームの規模が小さく、費用も100万円程度の場合であれば、オリコなどノンバンク系を利用すると手続きが簡単で早く融資を受けられて、リフォームも効率よく行うことができます。住宅ローンを抱えている場合でも比較的審査が通りやすく、利用者としては安心できます。
注意することとしては、同じ100万円のリフォームでもローンを利用した場合は、120万円など総支払額が割高になることです何もリフォームローンに限った話ではありませんが、ローンを利用する場合は分割手数料と金利が発生します。金利も3%や4%といっても借入額が大きいために、支払い額は大きくなります。
100万円を10年間年率3.25%で返済した場合、総支払額は120万円相当になります。(分割手数料込み)
手持ち資金でできる範囲でリフォームするのか、ローンを組んでしっかりリフォームするのか良く考えた方が良さそうです。
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