床のタイルを用いたいリフォーム
Posted on 2013年10月9日(水) 10:59
今日のブログは、床のリフォームに最近用いられる、タイルについてご紹介させて頂きます。
日本の住宅において、タイルが床材として採用されるケースは少なくなってきています。リビングやキッチンなどには木製のフローリングが主に用いられていますし、トイレなどもビニールクロスや塩ビ系のタイルが主流と思います。
タイルは高級感がありますが、コストが高いことや、暖かみにかける点で内装には不向きとされています。しかし、タイルには耐水性や耐汚性、耐変色性が優れており、過酷な環境でも長く使うことができます。そのため大きなお屋敷の家では、床にタイルや大理石を敷き詰めているお家もあります。
重厚感と高級感が漂う内装に仕上がります。ソファやテーブルの周りには絨毯などを敷くと、タイルの冷たい感じもカバーされて暖かみのある部屋に仕上がります。
またフローリングをリフォームする際に、最近増えてきている事例として窓際だけにタイルを敷き詰める方法があります。窓際は雨水がかかりやすかったり、紫外線を浴びやすく、フローリングとしては過酷な環境となっています。そのためフローリングの劣化が進行しやすかったりしていました。
その欠点を克服するために、窓際にフローリングと同じ厚みのタイルを2列ほどで並べることによって、フローリングの傷みを防ぐことができます。また雨が室内に多少入っても安心ですし、窓枠が多少結露してもタイルであれば劣化の心配がありません。この工事は、フローリングの一部分を加工するので、今からでもできるリフォームと言えるでしょう。
最近では、タイルのように敷き詰める感覚の無垢材も販売されています。杉やヒノキの材料を50cm角に加工して、床に張り巡らせることができます。賃貸の住宅にも施工することができるので、場所を選ばずに簡単に部屋の模様替えができます。
トイレや洗面、脱衣場、キッチンなどの水回りも本来はタイルの方が好ましいと考えられます。水気が多いところでは、フローリングは傷みやすく木材は不向きと言わざるをえません。防水仕様の建材も多数出ていますが、トイレのおしっこの飛び散りによるアンモニア被害は避けられないのが現状といえそうです。
千葉ケアフルリフォームブログ関連記事:
・リフォームやリノベーションならケアフルで!
・リフォームを行う準備