屋根のリフォームのカバー工法
Posted on 2013年9月1日(日) 11:33
屋根のリフォームを検討する際に参考となる工法に「カバー工法」があります。 既存の屋根の上にもう一枚屋根を設置する工法です。屋根の上に屋根を付ける、というリフォーム方法です。
一般的に、屋根をリフォームしようと思うきっかけは、雨漏りや見た目の損傷などがあります。雨漏りの場合は、屋根だけのリフォームでなく、建物内部の損傷も点検するために、大掛かりな工事となります。 その場合は、屋根も葺き替えを行って新しいものに取り換えます。次の見た目の損傷をリフォームする場合に、「カバー工法」が活躍します。
カラーベストなどの屋根で、15年以上メンテナンスをしていない場合は、屋根を塗り替えることができない場合があります。その場合は、カバー工法で対処するか、屋根を葺き替えて対処するかのどちらかになります。
屋根を葺き替えるとなると、既存の屋根の撤去・廃棄費用、屋根の新設費用がかかり一般的な住宅で150万円から300万円程度かかるといわれています。
それに対してカバー工法の場合は、既存の屋根の撤去・廃棄費用がかからないので割安で施工することができます。上記と同じような一般的な住宅で、100万円から160万円程度といわれています。
屋根の傷みは気になるけど、費用がない場合などはカバー工法で対応することができます。
また屋根の撤去・解体が伴わないので、近隣に騒音やほこりなどで迷惑をかけることはほとんどありません。工期も1週間程度で終わりますので、生活への支障も最小限にとどめることができます。
注意点としては、カバー工法を行うと屋根の重量が増して、建物の耐震性が低下するということです。特に既存の屋根が瓦の場合は、注意が必要でしょうし、施工そのものが可能かどうか相談する必要があります。
尚、カバー工法に用いる屋根材としては「ガルバリウム鋼板製の屋根」が一般的です。
高い耐久性と景観性が特徴的な材料です。
また薄い鋼板になり、屋根材そのものも軽量でカバー工法による悪影響を最小限に抑えています。
こういった屋根のリフォームに関してもどうぞケアフルリフォームにいつでもお気軽にご相談下さい。懇切丁寧にあなた専任の担当者が良い施工をご提供致します。
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