【和室】欄間の意味と最新のリフォーム事情
Posted on 2014年9月18日(木) 09:18
【欄間が作られた理由】「欄間」というと和室にあるスペースで、田舎の家にいくと彫刻を施した欄間をご覧になったことがある方もいらっしゃると思います。 もともと欄間は、日本古来の木造建築住宅の茶の間、客室間など鴨居の上に採光、通風目的で実用性と装飾を兼ね備えた品として取り付けられていました。古くは安土桃山時代から江戸時代にかけて発達した大書院建築の中に見られて、二条城・西本願寺などには超越された欄間が残っています。 当初は豪華な欄間を備えておれば権威の象徴にもなり、競って見応えのある欄間を制作していたようです。 昭和初期の日本家屋にも床の間と欄間は設置されていましたが、近代では本格的な和風建築でしか欄間を見ることはなくなっています。 しかし、違う装いで欄間は近代建築でも採用されています。
【欄間ドアの発売】
ふつう欄間は襖や壁の上部に設置されていますが、最近ではドアの上部に設置されているものが販売されています。彫刻などは施されていませんが、通気と採光を目的にドアの上部にドア幅分の開閉式欄間が取り付けられています。 一部のハウスメーカーでは標準で欄間付きのドアを採用し、アキュラホームでは夏を快適に過ごすための家づくりとして、欄間ドアを採用しています。 もちろん既存のドアを欄間付きドアに交換することも可能で、家の中の通気性をよくしたいな、と思っている方は一度リフォーム店さんに相談してみてください。欄間に限った話ではありませんが、時代ごとに変化していく住宅設備もおもしろいですね。
【噴霧式冷却装置の魅力】
涼しい家を実現する目的では、欄間以外に「噴霧式冷却装置」や「高窓」が有効です。 噴霧式冷却装置とは、ドライブインなどの入口に設置されている水を霧状に噴霧して、気温を下げる機械です。住宅でもこの装置は活用することができ、日射のキツイ窓際に設置すると家の周辺気温を引き下げて、クーラーをつけなくても快適に過ごせるような優れものになります。水道代はかかりますが、エアコンが苦手な方には有効な品物になりますので検討してみてはいかがでしょうか。
【和室のリフォームは弊社にお任せください!】
弊社では和室に関する様々なリフォームやメンテナンスのご相談に乗らせていただいております。
お客様のご要望やご予算に応じたリフォームプランやメンテナンスプランを無料にてご提案させていただいておりますので、和室のリフォームやメンテナンスをお考えの方はお気軽に弊社までご相談いただければと思います。
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欄間ドアっておもしろいですね。和室を洋室に変えたらドアは欄間ドアにしてみようかな。