【バリアフリー】階段に手すりをつけることは義務となっています
Posted on 2014年7月20日(日) 09:33
【手すりの必要性】高齢者が住んでいないから手すりは関係ないと思っている新築検討者・リフォーム検討者の方もいらっしゃると思います。確かに高齢者や身体が不自由な方にとって手すりは欠かせない設備ですが、健常者からすれば廊下の圧迫感や階段の閉塞感、デザイン性の欠如として好まない傾向にあります。
しかし、現代において手すりは好き嫌いの好みの問題ではなく、法的に設置しなければならなくなっています。
【義務の内容】
2000年の建築基準法の改正で階段に手すりの設置が義務付けられました。
具体的には、「階段及びその踊場の両側に側壁又はこれに代わるものがない場合においては、手すりを設けなければならない。」としています。階段下方は、壁がないケースが多いので実質的には手すりの利用を考えなければなりません。
例え、手すりがいらないとしても、条件を満たしていないと、建築確認申請、建築確認が下りない状況となっています。新築だけの問題ではなく、リフォームにおいても建築確認を申請しなければならないケースも増えてきていますので、注意する必要があります。
【既存住宅の場合の問題】
新築であれば手すりあり気で階段の設計が行われますので、それほど支障はありません。しかし、既存住宅の階段に手すりを付けるとなると、どうしても階段が狭くなります。一般的な住宅の階段の幅は80cm程度がほとんどであり、そこに奥行き10cm程度の手すりが取り付けられると、どうしても階段が狭くなります。
階段の幅をリフォームで変更しようと思うと、結構大変で我慢するか打開策を検討するかのどちらかになります。
思い切った方法としては、片側の壁を抜いて柵を作り、手すりがついても圧迫感を感じさせない造りにしたケースもあります。
またここ数年手すりによる転落事故も発生しています。転落理由に、手すりの破損も何件かあります。手すりもリーズナブルの取付もリーズナブルに行えるリフォームですのでご検討いただければと思います。
【バリアフリーリフォームも弊社までご相談下さい!】
弊社では手すりの取り付けやバリアフリーに関するリフォームのご相談にもお答えさせていただいております。
お客様のご要望やご予算に応じたリフォームプランを無料にてご提案させていただいておりますので、リフォームをお考えの方はお気軽にご相談下さい。
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手すりのリフォームもいいですけど、段差を減らすリフォームしたいな。貯金しないと!