【豆知識】集成材の魅力をご紹介させていただきます
Posted on 2014年6月24日(火) 09:14
【集成材とは】リフォームを行う際に、家の構造部分までに工事が及ぶ場合は、柱や梁の交換、追加が行われます。
現在多くの現場では「集成材」という構造材が使用されています。
これは1980年ごろからの旺盛な住宅需要に対応するために開発された素材で、従来の無垢材と違い、安定した供給と高い施工性を実現しています。
1990年ごろにシックハウス症候群が流行し、その際に接着剤を使用している「集成材」に対してもネガティブな情報が出回りました。
しかし、現在では集成材も国の定めるシックハウス基準に適合したものしか流通しておらず、安心して利用できるようになっています。
中には、当時のイメージが脳裏に強く残っていて「集成材=よくない」と思っている方も多くいらっしゃいます。
それで建物に使用する構造材を無垢材にしたいと思う方は多いようですが、一概に無垢材が「いい」とは言い切れない現状があります。
【集成材の魅力】
まず無垢材は、集成材に比べると歪みが生じやすい傾向にあります。
含水率15%以下の無垢材を使用しても、木自体に調湿作用があり、水分を吸収してしまいます。そのため、リフォーム後に、戸の建てつけが悪くなったり、木が乾燥する時に発生する音にもびっくりすると思います。
また国の定めるホルムアルデヒド基準では、無垢材は審査の対象外となっています。集成材などに比べて、化学合成物質の使用量が少ないために規制対象外となっています。
しかし、無垢材の全てが無垢かというと、実際にはそうでもないケースがあるようです。
防腐剤などの薬注処理を行っている無垢材も存在しますので、無垢だからといって安心しきらない様にする必要がありますね。
リフォームの工期や予算的にも余裕がある場合は無垢材の構造材でも大丈夫でしょうが、そうでないリフォームの場合は集成材の方が適していると考えられます。
ネット上でも集成材と無垢材については賛否両論ありますので、自分達のスタイルに合った材料を選ぶことが一番とも言えます。
弊社ではお客様のご要望やご予算に合わせたリフォームプランを無料にてご提案させていただいております。
リフォームに関するご質問等はお気軽に弊社までご相談下さい。
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自然な木目が好きなので無垢の方が魅力的だな。
妥協したくないなー。