【増築】3階建にリフォームをすることは可能!しかし・・・
Posted on 2014年5月31日(土) 09:01
【3階建にリフォームするという選択肢】家族の人数が増えて、2階建の家では手狭に感じ始める方もいらっしゃると思います。
この家が3階建だったら子供部屋も十分に確保できるし、収納面でも余裕ができるのに、といろいろ現実逃避の想像が膨らんできます。
2階建の住宅を3階建にすることもできなくはありません。
【3階建にリフォームする場合の問題点】
ただし、クリアしなければならない問題や予算的な問題が生じてきます。
参考までにご紹介するとまずは3階建にしてもいいかどうかが大きなポイントになってきます。
日本国内の敷地は、自分が所有者であっても近隣や地域に迷惑のかからない用途で使用する必要があります。
そのため高さの制限や、建物の容積制限が法律で決められています。また仮に法的にクリアしたとしても、近隣住民の理解も必要になってきます。
3階建にすると隣の家の日当たりが悪くなったり、風の通りが悪くなって嫌がられるケースも珍しくありません。
これらの問題がクリアできたとすれば、次は構造的な問題があります。
地盤・基礎は3階建に耐えられるか、3階にも十分なスペースを設けられるかなどが発生してきます。
インターネットで調べると、既存2階建住宅を囲うように鉄骨で3階の構造体を作り上げる工法も紹介されています。
ユニークな発想ではありますが、耐震性・耐久性などが懸念材料として考えられます。
このように考察していくと、2階建住宅をリフォームによって3階建住宅にできなくはないかもしれませんが、非効率的であると考えられます。
【ロフトや屋根裏を増設する方法もご検討ください】
スペース的な問題解決の方法であれば、ロフトや屋根裏部屋の有効利用が考えられます。
間取りの変更によって、有効スペースを新しく造ることができる場合もあります。
実際にリフォームする・しないは別にして、まずはリフォーム店さんなどに相談してみるといいかもしれません。
逆に今まで3階建に住んでいて、スペースが過剰になってくるケースもあります。3階から2階建への減築はあまり聞いたことがありませんが、吹き抜け天井を採用するなどしてうまく活用したいですね。
3階建てへのリフォームやロフトや屋根裏に関するリフォームをお考えの方は是非一度弊社までご相談下さい。
お客様のご自宅の状況に合わせたリフォームプランを無料にてご提案させていただきます。
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一時期三階建てにリフォームしようかって考えたことありましたけど、いろいろと厳しそうですね。やめとこう。