合わせガラスとペアガラスの違いをご説明致します
Posted on 2014年3月24日(月) 09:21
窓ガラスのリフォームを考えた時に気を付けたい言葉があります。それは「合わせガラス」という言葉です。
【合わせガラスの意味】
合わせガラスというと、ガラスを合わせているような感じなのでいわゆる断熱性の高いペアガラス(複層ガラス)を想像される方もいらっしゃると思います。
確かに一箇所の窓にガラスを2枚使っている点は同じですが、構造は違います。
またガラスの性能も違ってきます。
合わせガラスは、2枚のガラスの間に中間膜(フィルム)をはさみ、ガラス同士をピッタリと接着したガラスです。
2枚のガラスの間に空気層はありません。
そのため断熱性能はそれほど高くなく、目的は防犯性の向上や紫外線カットなどを目的にしています。
中に入れるフィルムの種類によって性能が変わってきます。
それに対して、ペアガラスはガラスとガラスの間に隙間があって外の熱を室内に伝えにくいように設計されています。
【断熱化ならペアガラスがお勧めです】
窓の断熱性が目的ならば、こちらの「ペアガラス」が該当してきます。
ペアガラスの中は、空気が入っていて中はくもらない様に乾燥材が混入されています。
ペアガラスのさらに1つ上のランクには「Low-E」ガラスがあります。
ペアガラスの中に特殊金属膜などが貼られていて、夏のきつい日差しなどを遮ってくれます。
お部屋の状況に応じて窓ガラスを選択すると、住みやすいお家になります。
通常、ペアガラスに交換する際は、サッシの交換も必要になります。
ガラスの厚みが増す分、従来のサッシでは対応できないケースがほとんどです。
どうしても今のサッシが使いたい場合は、スぺーシアなどの薄型窓ガラスを利用すると高断熱のガラスに交換することができます。
スぺーシアは、ペアガラスに比べると薄く、しかし2枚のガラスによって構成されています。
特殊な技術が用いられている分、値段は高めではありますが性能は高いものです。
このように窓ガラスには種類がたくさんあり、使用用途に応じて柔軟に対応することができます。
夏暑い部屋や冬寒い部屋は窓の対策を検討してみるといいかもしれませんね。
窓に関するお悩みをお持ちの方は是非一度弊社までご相談下さい。
弊社の内装専門スタッフがお客様のもとへ訪問させていただいた上で、お客様のニーズに合わせた窓のリフォームプランをご提案させていただきます。
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合わせガラスとペアガラスは同じものだと思っていました。うちのはどっちなんだろ