減築をする場合のメリットとデメリットをご紹介させていただきます
Posted on 2014年2月28日(金) 09:00
一昔前は、家を増築して部屋の数を増やし、大人数でも暮らしやすい家づくり、というスタイルが多く見受けられました。増築したお家の中には、規定の容積率を超えているお家もあるのではないでしょうか。
しかし、最近は子供たちが自立して部屋が余るというケースも多いようです。
2階建の大きなお家に、普段は2人だけで暮らすという方も多いようです。
毎日の掃除や家の管理も大変です。
子供たちが帰った時に必要になるからと部屋を残す方も多いようです。
【減築のメリット】
最近少しづつ増えてきている“減築”というリフォームについて触れてみます。
減築のメリットは、一般的に住む人の効率化だけのように思われますが、その他にもいろいろメリットがあります。
まず2階の床面積を減らして、吹き抜けを作ると、建物の重量が減って、耐震性が増します。
屋根を軽くすることと同じような効果が期待できます。
吹き抜けが設けられると、室内の空間が広がって居心地がよくなります。
採光性や通風性も向上して、住みやすさも増してくると思います。
建物の一部を減築すれば、新たに駐車場やガーデニングスペースを生むことができます。
床面積が減ると、毎日のお掃除も楽になってきます。
また減築後に、登記簿の修正を行えば、固定資産税を今までより安くすることもできるようです。
現行の建築基準法の建ぺい率や容積比率をオーバーしている場合は、減築によって現行法にも適応し、不動産価値が向上します。
このように一見、減築というと損をするようなイメージはありますが、状況に応じては大きなメリットを感じることができます。
【減築のデメリット】
減築のデメリットは、建物を大々的に触るので、雨漏りなどが発生しないように注意する必要があります。
それに建物を削った場合は、外からの視線が今までと違って、今まで見えていなかった物が見えたりします。
お隣さんと距離が近い場合は、プライバシーの面で注意する必要が出てきます。
リフォーム全般に言えることですが、近隣の状況もよく把握して検討する必要がありますね。
減築をお考えの方はメリットとデメリットを把握したうえで是非一度弊社までご相談いただければと思います。
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減築なんて方法もあるんですね。
ただうちには関係ないかな。